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モノコック構造でこれだけの荷重に耐えるには限界がある。そのうえ、もし、耐えきれずに機体のどこか1ヵ所にへこみなどができてしまったら、もう大変だ。機体の胴体は内側からかかる圧力をできるだけ全体に均等に分散し、一ヶ所に大きな荷重がかからないよう切りが丸くつくられている。したがって、ここにへこみや傷ができると、そこに荷重が集中し、機体の破損につながりかねない。このため、大型旅客機の機体には、モノコックよりもさらに頑丈な「セミモノコック」構造が用いられているのである。セミモノコック構造とは、フレーム(丸い胴体断面の形を保持する骨)と、フレームとが垂直に交わるようにストリンガー(縦通材)を通して胴体の骨組みをつくり、そこに外板を張りつけたもので、荷重を骨と板で分担できるしくみになっている。このセミモノコック構造とはモノコックでは耐えきれない力にも対応できる構造なのである。